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【初心者向け】株式投資の基本【2つの分析手法について解説します】

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こんにちは、1級ファイナンシャルプランナーのMai(@MaiHayashi7)です。

 

株式投資、興味はあるけど怖いなぁ。。

どんなことから勉強したらいいんだろう。

本やインターネットで色々調べてみたけど、言葉も難しいしどこから勉強したらいいのか分からない。

まずは基本の「キ」から知りたい。

 

今日はこんな疑問に答えます。

株式投資にチャレンジしてみたいという人は、まずは基本の2つの分析手法から学んでいきましょう。

 

本記事のテーマ

【初心者向け】株式投資の基本【2つの分析手法について解説します】

 

1. 基本の分析手法 その① :「テクニカル分析」

2. 基本の分析方法 その② :「ファンダメンタルズ分析」

3. まとめ

 

本記事を読むことによって

この記事を読むことで、株式投資の代表的な2つの分析手法「テクニカル分析」「ファンダメンタルズ分析」のそれぞれの概要と違いが分かり、株式投資を始めるにあたっての基礎知識を学ぶことができます。

実際に株式投資をする際には、トレンドや時間軸、成長性・資産性など様々な視点から個別銘柄を選んでいく必要があります。

 

今回紹介する2つの分析手法はどちらが正しいということではなく、それぞれの特徴や特性を理解し、まずは自分に合った投資スタイルを見つけていきましょう。

 

1. 基本の分析手法 その① :「テクニカル分析」

 

テクニカル分析とは、株価の値動きをグラフ化した過去のチャートをもとに、今後の株価を予想していく手法です。

 

秒単位・分単位のわずかな時間に利益を狙って何度も売買を繰り返していく「スキャルピング」や、1日の中で売買を完結させる「デイトレード」は、こちらのテクニカル分析が主に利用されています。

どちらかと言うと短期的なトレードに向いている手法と言えますね!

 

またテクニカル分析の中には、様々なテクニカル指標が存在し、その指標を用いてチャートを分析していきます。

 

テクニカル指標は、ざっくり分けてこの2種類【ここでは覚える必要なし】

トレンド系 → トレンドを見て、上昇トレンドか下降トレンドかを分析
「移動平均線」「ポリンジャーバンド」「一目均衡表」「MACD」など

オシレーター系 → 現在の相場が買われすぎなのか、売られすぎなのかといった視点で分析
「RSI」「RCI」「ストキャスティクス」など

 

用語だけ見るととても難しそうですね(汗)ここでは覚える必要は全くありません!!!

チャートを分析するテクニカル指標は、ざっくり分けて2種類あるんだなと思って下さい。

 

まずは、テクニカル分析 =「過去のチャートを見ながら、短期的に今後の株価を予想する手法」だと覚えておきましょう。

 

テクニカル分析のメリット・デメリットを整理

テクニカル分析のメリット

・ 短期的な価格変動の予想に役立つ

・ チャート分析のため、買い時・売り時が視覚的に判断しやすい

・ 経済に関する知識がなくてもグラフやチャートだけを見ればよい

・ 初心者でも大きく利益が取れる場合がある

 

テクニカル分析のデメリット

・ 常に株式チャートを見ておく必要がある

・ 短時間での素早い決断力が必要になる

・ リーマンショックやコロナ暴落など、突発的な出来事には対応しにくい(予測が難しい)

・ 速報ニュースなどで株価が大きく動く可能性がある

・ 一瞬で大きな損失を出してしまうことがある

 

2. 基本の分析方法 その② :「ファンダメンタルズ分析」

 

ファンダメンタルズ分析とは、企業の業績や財務状況、世界経済や市場の成長性などを見て分析していく手法です。

決算書や財務諸表の中身を分析し、企業の本質的な価値に注目していきます。

主に中~長期投資に使われている手法で、バリュー投資・グロース投資といったファンダメンタルズ分析を利用した投資スタイルがとても有名です。

 

ファンダメンタルズ分析を使った、代表的な2つの投資スタイル【ここでは覚える必要なし】

バリュー投資 → 企業本来のあるべき価格に対して、株価が割安なのか割高なのかを判断し、割安だと思われる銘柄に投資する。(投資の神様として有名なウォーレン・バフェット氏が取り入れている手法)

グロース投資 → 企業の業績や成長性に注目し、今後利益を伸ばし成長していく銘柄に投資する。(企業の成長度合いによっては、短期的に大きく利益を上げることも可能)

 

基本的にはどちらも、企業の決算書や貸借対照表などの財務諸表、有価証券報告書などをファンダメンタルズ指標を用いて分析していきます。

 

まずは、ファンダメンタルズ分析 =「決算書や財務諸表をもとに企業の価値に注目し、中長期で利益を目指す手法」と覚えておきましょう。

 

ファンダメンタルズ分析のメリット・デメリットを整理

ファンダメンタルズ分析のメリット

・ 中長期目線でじっくり運用していくことができる

・ デイトレードのように短期的な値動きはあまり気にしなくてよい

・ 経済情報やマーケットニュースに敏感になる

・ 短期売買に比べて取引手数料が抑えられる

 

ファンダメンタルズ分析のデメリット

・ 利益が出るまでに時間がかかる場合がある

・ 決算書や財務諸表の読み方など、ある程度の知識が必要になる

・ 銘柄分析や情報収集に時間と手間がかかる

・ 機関投資家と個人投資家では情報量に格差がある

 

3. まとめ

いかがでしたか?

株式投資を行う際には、「テクニカル分析」と「ファンダメンタルズ分析」の2つの分析手法についてまずは理解をしておきましょう。

 

テクニカル分析 =「過去のチャートを見ながら、短期的に今後の株価を予想する手法」

ファンダメンタルズ分析 =「決算書や財務諸表をもとに企業の価値に注目し、中長期で利益を目指す手法」

 

どちらも分析手法は違えど、「株式投資によって利益(リターン)を得る」という目的は同じです。

どちらが良い悪いということではなく、その時の相場の状況や銘柄によって双方を柔軟に活用し、自分に合った投資スタイルを見つけていくことが大切でしょう。

 

株式投資に正解や近道はありません。

まずは、自分に合った株式投資のスタイルを見つけていきましょう!

 

SBI証券[旧イー・トレード証券]

この記事を書いた人
Mai Hayashi

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)。
FPで培ったお金の知識や趣味の株式投資を始め、暮らし・子育てに関する記事も発信していきます。

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